(17)新屋村(2009.1.24)


 
相変わらず、ムラのあちこちを排水路が南北に流れている。「鳥見行排水路」なんていう、なんとも風流なネーミングのものも。
 その、鳥見行排水路に沿って南下。途中、こんなものを発見。

 ビーボより旨いのはビーボだけ自販機の廃墟。『VIVOをさがせ!』で当自販機の存在には言及されていませんね。
 県道沼田国府津線を渡り、そうてつローゼン富水店を横目に眺めながら直進、排水路にかかる小橋を渡ったすぐ左手に、小公園が現れた。新屋けやき公園。

 なんといっても当園の特長は、スーパーがすぐお隣にあることだろう。もっともその狭さゆえ、子供たちが遊んでいるときに横で公園酒というのは心理的に不可能。幸い、今日は誰もいない。ありがとう。

 なお、小田原市公式サイト内、街区公園を紹介するページではなぜか、新屋けやき公園の写真が使われている。ほかにもっと適当な公園がありそうなものなのに。




(18)北窪村(2009.1.24)


 県道に戻り西へ。すぐに狩川が見える。これからは川についたり離れたりしつつ南下する形をとる。まずは山道橋を渡り、香料会社(周辺では甘ったるいにおいが常にする)の角を左折、大雄山線の踏切を越えるとやがて相模沼田駅。もう誰も覚えていらっしゃらないと思うが、私のかつての愛車「シックシック号」は、自転車預かり所の利用料を滞納したために処分され、500円払って保管場所から奪回したのはよかったが今度は置いていた飯田岡駅前駐輪場でサドルをズタズタに切り刻まれ、新しいサドルに買い換えたのを今度はサドルだけ盗まれ、さらにサドルを買い直してもう飯田岡は懲りたから相模沼田駅の駐輪場に置いておいたら今度は自転車ごと盗まれついに帰ってこなかった。そんな悲しい思い出のある沿線を歩きます。
 旧北窪村、現在は小田原市北ノ窪。ただし箱根登山バスの停留所名は「北の窪」とひらがなが入る。県道小田原山北線から旧道に入り、北ノ窪の集落へ。
 北ノ窪には街区公園が2つある。その名もずばり「北ノ窪公園」はだらだら坂を登った丘の中腹にあり、眺めがよく通る人も少ないのでなかなかいい公園だ。ただ、どうみても地元の人しか訪れそうもないロケーションなので、園内飲酒中におまわりさんとかが通ったらひと悶着おきそうだ。ここは無難に、街道沿いにある「北ノ窪むろくぼ公園」を選ぶことにした。

 「むろくぼ」は小字名をひらがな表記したに違いないが、“窪”“くぼ”とひとつの名称で2度使うのはイケてないかな。もっとも当園は調整池目的で造られたスペースを公園兼用にしているとのことで、その点においてはまさしく“くぼ”である。

 パンダさんに見つめられながらの一献。




前のページ目次に戻る次のページ

inserted by FC2 system