パンとビールと公園の日(バックナンバー)



思考力も50%オフ (2010.8.17)

暑いし、あれこれ考えるのも面倒なので、
またまたやってきました、町屋第2公園
もう、私にとっては、
淋しくなると訪ねる坂道の古本屋みたいな存在だ。
って、なに言ってんだかわかんねぇぞといわれそうだが、
書いてる本人がわかんねぇんだから仕方ねぇ。
ってくらい、暑い。
こんな日には88円の“ビール風味の清涼飲料水”が合いそうなので、
「プライム・ドラフト(緑)」を持ってきた。
自社ブランドたる「バーリアル」をプッシュせねばならない立場のはずのマックスバリュで、
我関せずとばかりにドーンと売られていたもの。
ということで。



(パンはスリーエフで購入)
貧乏生活が続いて味覚のハードルが下がったからか、
はたまた関係各位の技術力の賜物なのか、
最近は何飲んでも美味しく感じてしまうのは喜ぶべきことではある。
本品も88円かつ糖質50%オフなれど、こうしてコンビニパン食いながら飲む分には、
ほとんど問題ないな。
(温度が上昇したものを酒単独だとやや雑味感あり)
それにしても、88円でとにかくも美味しく飲めるレベルのものを出せるというのは、
(何が本物かという議論を措けば)ビール呑みには有難い話である。
日本酒で88円レベルの商品となると・・・ちと厳しいもんな。




Beautiful Dreamer (2010.8.14)

こういうお盆の真っ只中であると、人の居るところと居ないところ、
両者の格差は通常期以上に歴然とするわけである。
無論、公園酒中毒患者としては“人の居な”そうな公園が目標となるわけで、
そうあれば、必然的に足は西を向く。
ということでやってきました、マックスバリュ開成店
店内製のパンを3点みつくろい、
(余談だが、マックスバリュ東海は―フードストアあおきもだが―
多くのスーパーチェーンと異なり、パン売場が独立していないので、
お酒等と一緒に会計することができ便利である。
スーパーマーケットの利点は“ワンストップ”にあるわけだから、
他チェーンも見習ってほしいものだ。)

ビール売場を物色。
本当は「宵音」を狙ってたのだが、ケース売りしかしていなかった。
今回は断念し、冷蔵ケース内をじっくり見回したところ、
聞いたことのない「フォスターズ・ラガー」なる缶商品が、
1本だけ売れ残っていた(248円)。



カンガルーが描かれているから、オージー産か。
珍しいし値段も手頃なので、これに決めた。

買い物を済ませ、“人の居な”そうな、上延沢ふれあい公園を目指す。
ここもまた、私の大好きな公園なのであります。
まだできて日が浅く、きれいなあずまやがある。
しかし、立地の悪さもあろう、大体いつ訪ねても空いている。
こういう場合、盆正月はもっと空いてるか逆に家族連れで賑わってるか、
どちらかなのだが(当たり前だろ)、
空いてるほうに、賭けた。
つい先日もドトールのスクラッチカードでアイスコーヒー(S)をゲットした、
私のカンは冴えまくってるようで、案の定、空いていた。
ということで。



ああ、ほんとここは気持ちいいなあ。
一杯やった後、テーブルに突っ伏してひと眠りしたくなるよ。
そしてまた、フォスターズ・ラガーが、旨い。
知らなかったのは私だけでかの国では(否、わが国の好事家間でも)超有名ブランドだったようだが、
やはりラガービールって、日本人にとって帰ってくるべき味のようだ・・・
って、つい3日前にも書いたっけ。
ところで、私など「フォスター」って聞くとどうしても米国の作曲家氏を想起してしまう。
同氏は晩年アル中で酔った弾みで転倒したことが原因で命を落としたらしいが、
そうならぬよう気をつけようという自戒の気持ちが半分、
そんな頽廃的な死に様に憧れる気持ちも半分。


気分はワイハー (2010.8.11)



プリモビール
フードストアあおき御殿場店で購入、338円。
10年ぶりに復活した伝説のハワイアンラガーである由。
ビールでも復活できるのだから、私だって10年後くらいには
復活できるかもしれない。
ま、それまで生きてればの話だが。
それはともかく、ハワイの食との相性を図るべく、向こうのお偉いさんは、
「スパムむすび」と合わせ試飲したとかしないとか。
そう聞いてしまえば、当方としてもスパムと合わせてみたくなるってのが人情だ。
ただし拙サイトはあくまで“パンとビール”にこだわっているのでここはあくまで、
“スパムとパンとビール”。
とあれば、手っ取り早いのはやはり、フレッシュネスバーガーでしょう。
なんと、小田原市内にはフレッシュネスが2軒もあるんですぜ。
ついでに言うと、小田原市内にはバーガーキングもあるんですぜ旦那。
だからどうした、と言われても困るが。

ということで、お堀端通りのフレッシュネスでスパムバーガーをお買い上げ、
380円也。
これを海まで持ってってビールと共にプリモビールと共にいただけば、
気分はワイハーだろう。
しかし、私にとって御幸の浜海水浴場は中学の時に財布を置き引きされた、
縁起の悪いスポットだ。
従って、いつものとおり、城址公園内でいただきます。



これは、かなりいいぞ。
無論スパムと合うのもあろうが、ビールそのものがかなり旨い。
どこがどう旨いのか問われると上手く表現する言葉が見つからないが、
やれエールだヴァイツェンだと有難がってても、
結局日本人にとって帰ってくるべきビールの味は、ここらへん(=ラガー)なのではないだろうか。
というわけで、お盆の迎え火ならぬ、迎えビールになったようだ(2日早かったが)。


御殿場でコテンパン (2010.8.7)

私は元来、静か過ぎる場所は“心理的”に得意でないとは思っていた。
しかし、それに加えてどうやら“身体的”にもそういう場所に足を踏み入れてはいけないようで、
先日それで不愉快極まりない体験をしたのだが、それはさておき。
そうはいっても、うるさ過ぎる場所も決して好きではないわけで、
要は、ほどほどが良いのである。
何事につけても、中庸・中流が好みなのである。
よって、生活するのも小旅行するにも、地方の中都市がいい。
例えば、現在私が生活する湘南の西外れの町の最寄り駅から、
横浜駅まで、電車賃が740円。
同じ運賃で、御殿場まで行ける。
当然、(特定の目的がない限りは)横浜よりも御殿場に行きたい。
ということで、御殿場まで行ってきました、ビール飲みに。
考えてみれば、当地を訪れたのもずいぶん久し振りだな。
酒屋の親父に車で追っかけ回されて以来か。

当地には「御殿場高原ビール」という相当メジャーな地ビールがある。
しかし、今回初めて気付いたのだが、小売されてる瓶は500ml入りなのだった。
昼間っからそんなに飲んだら引っくり返っちゃう。
そんなわけで「御殿場高原」は見送り。
函南町・酪農王国オラッチェの「風の谷のビール」の「伊豆エール」にした。
購入店はフードストアあおき御殿場店
いつもお世話になっております(399円也)。

ビールとパンを買ったはいいが、宴を開ける場所の確保に大いに難儀した。
最終的に駅近く、「駅前通り線公園」なるちょっと珍名な公園に腰を落ち着ける。
要するに「御殿場駅前通り線」という市道?沿いにある公園というわけだが、
あずまや風の屋根付きで、インフラ的には悪くない。
もっとも、市街地ど真ん中で瓶ビールを広げるにはやや恥ずかしいロケーションだが、
そこは地方都市のこと、クルマは走ってるが歩行者はほとんどいない。

御殿場も快晴、しかし標高が高い分気温は低めのようで、
少々歩き回ってもそんなに汗をかかない。
しかし一方で結構強い風があり、気を付けないとビールやパンを飛ばされそうだ。
おまけに持参したプラコップを破いてしまい、上半分くらい垂直に裂け目が。
ビールが漏れたら泣くに泣けないところだったが、幸い漏れることはなかった。



写っているのはあおき特製、ネギトルティーヤ。
これ自体は美味しかったが、甘苦いエールとの相性はいまいちだったかも。
一方、(ここには写っていないが)アップルパイとはとてもよく合った。


カッコわるいね(2010.8.4)

先週デジカメを忘れ写真を撮り損ねたので、再度町屋第2公園へ。
まあ、どこへ行くか考えるのがそろそろ面倒になってきたこともあるが。
町屋第2公園、本日も無人。
ここは、本当に素晴らしい。
人の影は薄いが、すぐ下を西湘バイパスが通っているから、そこそこ騒がしいのがいい。
屋根があるから、直射日光が遮られるのがいい。
テーブルがあるから、酒とつまみを置くのに安定してるのがいい(撮影もしやすいし)。
海を見下ろす砂丘上なので、ほどよく海風が頬をくすぐるのもいい。
唯一の難点は、駅から遠いことだ。

さて、前回に引き続きキリンの“新ジャンル”、のどごし<生>
前から気になってたんだけど当社のビール風製品には〈 〉を使用したネーミングが多い。
(でも、よく調べたら4アイテムだけだった)
〈生〉や〈麦〉を強調したいが故のことだろうが、
文字どおり、あんまカッコよくないですね。

で、本日のパンは、ブルボンの「チョコあ〜んぱん」
平塚駅のホームにはブルボン商品だけを扱う自販機があり、
そこで買ってきた(110円)。
あ〜んぱんといっても中に入っているのはチョコだけなのだから、
たんに“チョコぱ〜ん”でもよさそうなものだが。
いずれにせよ、本格的な肴にはどうにも力不足な「のどごし〈生〉」が、
こういうジャンクなつまみ相手だと実に生き生きとしてくるのが面白い。



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