福井県

一本義 越前山田錦 生貯蔵酒
 2010年1月20日、ファミリーマートよろづや相武台店で購入、414円。同店は元酒屋のコンビニであるが日本酒の品揃えがかなりよく、地方優良蔵の3デシ商品をリーチイン内で5アイテムほど揃えていた。
 さて、福井県内ではどこ行ってもうんざりするほど見かける「一本義」であるが、わが神奈川県内ではそれなりに珍しく有難味も増すわけだ。本品は発売元が神酒連。たしかに蔵元サイトには掲載されていない商品である。
 ラベルによれば契約栽培米越前産山田錦100%使用、特定名称表示はないようなので普通酒だろう(それにしては値段がちと高いが、山田錦100%だから仕方ないか)。2009年12月製造、度数14〜15°。
 開栓直後とその2日後、2回に分けて飲んでみたが・・・うーん、何かが足りないような。たしかに旨味は感じるんだが、それが不十分でもさっとした印象。このあたりが14度の壁なんだろうか。







越の磯 春夏秋雪越前 純米吟醸
 2010年1月14日、マックスバリュ開成店で購入(2009年12月製造)。値段は546円だったが、蔵元サイトを見ると525円になってるなぁ・・・。
 これ、1升からカップ酒まで様々な容量で供されている人気商品のようだ。3デシというと独自のスペックの商品(すなわち度数低めの生貯蔵酒)が市場の大勢を占めている感が無きにしも非ずだが、こういうその蔵元の根幹を成すアイテムがもっともっと3デシで売られて欲しいと思う。ちなみに本商品、ラベルの上から半透明の紙が巻かれていて高級感がある。ただしスーパーのレジを通すときにバーコードが読み取れない可能性があるのがご愛嬌(経験者は語る)。
 熟成させて出荷しているとのことで、落ち着きのある佳いお酒であった。香りは穏やかで食中酒にぴったり、濃い味付けの肴とは特によく合う。冷やは無論だが37℃くらいに燗を付けても旨い。ただし冷めると苦味が出る。


















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